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ディアドクターを観て [映画]

地方の医療の実態を皮肉った作品といえるし、やはり秀作だった。
フラッシュバックの様に印象に残ったシーンが幾つかあり、演出の素晴らしさが感じられる。

最初はちょっとした出来心で始めたのかもしれないが、引っ込みが次第につかなくなり、自ら勉強して努力することになる。
印象に残ったのは鶴瓶と余が一刻を争う緊張性気胸で処置する際のシーン。
偽医者にとっては高いハードルだったが、余のアシストで奇跡的に乗り切ってしまう。

あと香川照之が刑事の聴取に応じてて、わざと椅子から転げ落ちそうになり、それを刑事が助けるシーン。
愛がなくても助けるでしょう?というのはうまい。

最後は末期癌患者の重みに耐えかねて村を去っていく訳だが、ラストの患者との笑顔の再会シーンもお見事。

やっぱ監督の腕は大したもんだと思う。
また鶴瓶のアドリブの演技も大したものだし、実際うまい。

キラキラアフロで結構、裏話をしてたが、あの鶴瓶とどうにも違和感がありすぎて・・・
正に北野タケシといい、馬鹿が出来てなお真面目もOKというのは尊敬するしかないわ。
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