SSブログ

偉人について [ドラマ]

そもそも明治維新から昭和初期てのは全く知識がなくエアポケットみたいな状態だったが、友人が8月頃より司馬遼の坂の上の雲を読み始め、時に付け講釈を垂れるので上の空で聞かされていた。
そしてたまたまNHKで坂の上の雲が始まり、これ幸いと観始めた。
数年間に渡って区切って放送されるらしいので、1部はそろそろ終わるのではないかと思う。
昨日は正岡子規と秋山好古の人となりが特番の再放送で放映されていたので見入ってしまった。

子規は35歳にして亡くなるのだが、結核と9年も闘うことになり骨髄にまで菌に侵されて相当苦しんでしまうことになる。しかし、最後まで周りの家族や友人や弟子に支えられて文学と携わることは止めなかったらしい。
昔は通信手段が少なく人と人の繋がりがより深かったようで、友情の厚さが現在とは違いすぎるようだ。

好古は正に偉人としかいいようがない。
陸軍大将まで昇りつめ、次は元帥という話を蹴って、郷里の旧制中学の校長に納まり、安穏とした生き方を選ばなかった。
戦場では弾が飛んできても身じろがなかったという偉丈夫だったが、部下の命を大切にし無駄死にはさせないという考え方だったらしい。
第二次大戦の主な日本軍とは大違いだ。

晩年に郷里で1人暮らしをしたのは死なせた部下の家族に対して申し訳ないという考えだったらしい。
普通、ある程度の地位になったら、名誉をつかむというのが一般的だが、そうせずに人を育てるという道を選んだ彼の生き方に敬意を表せざるを得ない。
自分が知らなかっただけで偉人てのは居るもんだ。

友人に坂の上の雲を借りて読んでみようかと思っているところ。
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 1

コメント 1

chappman

xmlさんナイスどうも。
ブログ拝見しましたが、個性的ですね~。
あの横文字は何なのかよく分かりませんでした。
恐ろしいほどのナイスの嵐、いちいちコメントできませんですね~。
うちは貧相なブログwwですから、たまにナイス頂くと一応お礼をしとります。将来、日記にしようと思って書いてますんで。
by chappman (2009-12-22 10:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0